中国雲南、タイ、ラオス、ビルマの人、生活、そして音楽。 ひょうたん笛(葫芦絲)演奏者が綴る「おと」、「ことば」  
お知らせ
 
 ☆ 国立民族学博物館にてマルチメディア番組『徳宏タイ族のうた』公開中
    (2010年6月より みんぱくビデオテーク)

 ☆ 「これまでのライブ履歴」

 ☆ フルス(葫芦丝)注文の仲介します
   春の注文は締切ました。
   次の引渡しは2016年秋以降になります。お問い合わせください。
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中国雲南省徳宏州にて取り組んでいる文化復興活動の一環として記録
糸は化繊で太いものを使用しているが、かつては草木染した手紬の綿糸だった。
さらに解放以前はシルクがつかわれていたとされているが、ビルマより安価な糸が手に入るようになり早くに消失した。



記録映画『音の紋様』は今年度中に完成予定です。
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先日、岐阜市nakaniwaにて織りのパフォーマンスとレクチャーを開催しました。
こちらは「音を奏でる織機」の組み立て過程をおさめた映像です。



Assembling Process of Sounding Loom
タイ族の機織⑤ 映像その1"Sound of Weaving"


いまではあまり見られなくなったタイ族の機織。とくに綜絖をたくさん使って紋様を織る姿はすでに日常から失われてしまった。
数年前に知り合いのおじいさんから竹細工を学ぶ傍ら、その奥さんに機織を習った。
僕は昔織られていた布を織りたいとわがままを言い、おばあさんに綜絖の組み方を思い出してもらった。
(綜絖の様子については後日動画にて)

村の銀匠と銀の腕輪

まだ先になりそうですが、村の銀匠に憑いて映像作品にまとめたいとおもっています。

以前にもちらほら銀細工について書いているので、今回は実際にどんなふうに打っているのか、簡単な映像にまとめてみました。



リズムよく音を鳴らす工具さばきに、じっと見入ってしまう。
下地もなにも書かずに、想像をそこに具象化させるわざ。

まだこの世界に存在しないもの、認識のそとにあるものを、今ここに現前させる。職人や芸術家の創造力とそれを実現するためのわざの面白さに魅了される。
タイ族の機織 ④ 藍染

たいてい村では夏が過ぎようとするくらいに泥藍をつくり、翌年の水掛祭りの前や、本格的な雨季や雨安居入りが来る夏前に染めます。

その時期は女性たちがおしゃれをして寺院に上がるので、晴れ着を仕立てるために先に藍染するのです。

RIMG2411.jpg    
こちらの服は、40年近く前、僕の親友のお母さんが旦那さんと結婚するときに、旦那さんのために仕立てた服。
一度着ただけで後はしまっていた。それを僕なら着れるだろうと譲ってくれた。
親友たちにも「俺らの趣味に合わないし、せっかくだからもらってくれ」と言われた。

RIMG2429.jpg  RIMG2426.jpg

藍染するための泥藍の出来によっても色は違うという。結構なこだわりがあるので、色に様々な名称や区別があるのかと調べたが、とくに言語化されていなかった。
わざわざ言葉にしない、言語で概念をつくらない、感性をそのまま身体で楽しむ。

言葉で表現しなくても、手はその色を再現できる。
染めの知識と技術、そして感性は、女性たちの間では脈々と受け継がれてきた。

生活のなかで身体に染み付いた、感性を表現するわざ。

世界にはどれほど言葉で言い表しえぬものがあふれているだろう。だから、自分の手で触り、つくること、体験することは面白い。
言葉とは違う表現の方法を工夫する。生活の中では、そんなちょっとした工夫が無限に組み立てられ、やがて消えてゆく。


 
 
 
 
 
 
 
 

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