中国雲南、タイ、ラオス、ビルマの人、生活、そして音楽。 ひょうたん笛(葫芦絲)演奏者が綴る「おと」、「ことば」  
お知らせ
 
 ☆ 国立民族学博物館にてマルチメディア番組『徳宏タイ族のうた』公開中
    (2010年6月より みんぱくビデオテーク)

 ☆ 「これまでのライブ履歴」

 ☆ フルス(葫芦丝)注文の仲介します
   春の注文は締切ました。
   次の引渡しは2016年秋以降になります。お問い合わせください。
   詳細は『コチラ』
『本当の戦士-ある音楽家の闘いと死』


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 僕がただ一度だけ逢った人。
この人のように強靭な精神と意志をもち、ただならないオーラを感じさせる人には、もう出会うことないだろう。

 1998年、僕が雲南に来て暫く経った頃、ある初老の音楽家の噂を聞いた。
 その人の名は田豊(ティェン・フォン) という。

 昆明からバスで1時間くらい行った安寧県の郊外の農場に、「雲南民族文化伝習館」という少数民族芸能を伝承する学校を創った人だった。

 この人は中国で初めて、個人で少数民族伝統芸能の保護を実行に移した人だった。こうもいえるかもしれない、数ある行政団体や学術界のどの人々よりも民族芸能を愛してやまなかった。たとえば、汚染され汚れていく湖の魚を救うために、底のあいた桶で必死に死ぬまで魚を救い続けた、人と。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

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