中国雲南、タイ、ラオス、ビルマの人、生活、そして音楽。 ひょうたん笛(葫芦絲)演奏者が綴る「おと」、「ことば」  
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 ☆ 国立民族学博物館にてマルチメディア番組『徳宏タイ族のうた』公開中
    (2010年6月より みんぱくビデオテーク)

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お米と人と動物、そして神や精霊

新米の季節ですね。

日本では古くから五穀の収穫を祝う風習があった。宮中行事である新嘗祭(にいなめさい)もその延長にあったといわれている。毎年収穫後一ヶ月間の忌籠りの時期があり、ようやく11月の卯の日になって、はじめて新稲の消費がおこなわれる。そこでは天皇が天津神(あまつかみ)と国津神(くにつかみ)に新稲を捧げ、また自らも初物を食す。新稲は神の加護がこめられた聖なるものとされ、天皇だけが最初に口にすることができた。それは、非日常的な存在であり、日常をこえた力をもつ天皇だけに許された特権であり、逆に、天皇に課せられた危険な義務でもあった。

世界のあちこちには、危険をひきうけながら、王が最初に初物を食べることで非日常的な力を手に入れるという信仰がある。

なんとも神聖で尊い行為だろう。一小市民の僕は、そんな神々しい場面に居合わせることは永遠にないだろう。そこで、地域が違うと初物を口にする習慣にはどんな違いがあるか、タイ族の習慣を比較してみよう。

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