中国雲南、タイ、ラオス、ビルマの人、生活、そして音楽。 ひょうたん笛(葫芦絲)演奏者が綴る「おと」、「ことば」  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
音に映る世界


眼にうつる世界が現実とだれが決めたのだろう。
眼で見たもの、眼をとおして感じた感性はときとして見られた人たちの現実を正しくとらえない。

旅でアジアの村々をまわった若き日々に、人生経験の少ない僕の心でも郷愁というものが何なのか少しわかった。
心を切なくさせる、色とりどりの映像が記憶に残る。
僕が日本で目にすることのできなかった、自然と都市の境界に「たくましく」生きる人びとの生活は、
今思い出しても懐かしく、美しい思い出と「郷愁」感にみちる。

でも、それは旅人の勝手な思い込みだ。

RIMG1968.jpg

目で見たものの裏側に、感情にならない感情がたくさん隠れている。
いつもニコニコしているおじいさん、おばあさんの皺はとても美しい思う。
きっとその一つ一つの皺ができるまで、争いの歴史、沢山の悲しみ、憤りを感じてきただろう。
きっとそのなかにも幸せや楽しい思いでもあっただろう。

僕は、表面的なものであっても、笑顔の可能性を信じたい。

いろいろあったけど、やっぱり、笑い飛ばそう。と。
そう、引きずらない覚悟、心の強さが、僕にもあるんじゃないかと、その可能性を信じたい。

笑い声のなかにいやなもやもやをこめて投げ捨てる、波紋のように広がる音を遠く遠くに吹き飛ばすように。

もやもやがこめられた笑い声をきいた誰かが、じゃぁ僕も笑おう、と一緒になって笑う。
波紋は広がる。

家の中から見た外の世界。

いつか縁側のある家から外の世界をぼんやり眺めたい。

僕には家がない。まだこの先もしばらく家はない。
しばらく旅がつづきそうだ。
コメント
コメントの投稿
 
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
 
 
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://asianmusic.blog50.fc2.com/tb.php/125-ddec4242
この記事にトラックバックする
 
 
 
 
 
 
 
 

copyright © 2006 People, Life and MUSIC all rights reserved.

 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。