中国雲南、タイ、ラオス、ビルマの人、生活、そして音楽。 ひょうたん笛(葫芦絲)演奏者が綴る「おと」、「ことば」  
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細工 その2

いよいよ帰国1ヵ月半前なのでタイ族の母から頼まれていた仕事を毎日こなし、またタイ族のアンティークを集めてまわっている。といってもアンティークの本物はそのままに持ち主に大切に所有してもらって複製を作る。細工も同じで、いろいろ見た細工を年寄りの職人などに頼んで作ってもらう。

手元に写真がある徳宏タイ族の細工をここに紹介します。


Silver_3044.jpg
前回も紹介したの腕輪。こちらは今も徳宏の北側で欠かせないアイテムです。

silver 002 (2)
石灰入れのの箱。こちらは辺鄙な田舎の老人がいまもビンロウをかんでいる。以前は多くの人が噛んだという。スプーンとか爪楊枝もついています。


silver 002
男性のボタン。こちらは例の手織り布を藍染めした服につけます。今では使いませんね。


silver 002 (1)
女の子がつける髪飾り。魚やアヒルなどの種類がある。

このほかにも子供の帽子の鉄片の飾り。男女とも髪に挿した髪飾り。新しいデザインのボタンや髪飾りなど。のベルト。スカートにぶら下げる飾り。貴族がかけた首飾り。指輪や腕輪各種。などなど。
細工は創ろうと思えば何でも創れたのでしょうね。

ところで、の値段ですが、一応価格の変動はあるのですが、先進国の都市部のように卸売りの会社があるわけではないので庶民は匠の言うなりです。昔からタイ族には諺があって、素人には仕事の姿が見えないから匠は金持ちだといいます。

先日、たまたま友人の銀匠のところにビルマから銀地金を売る商人が来ました。こういった承認も直接仕入れているわけではないようで、仲介量が重なって値段は高くなっていく。
1市斤(500グラム)で職人におろすのが2100元。1キログラムで4200元となります。しかし、日本の卸売りの地金のような999.9の銀ではなく、すでに他の金属を混ぜたもの。銀を見ていると黒くなる硫化の具合などから見て920、900以下ではないかと予想します。

ちなみに州都のようなところでは銀匠は庶民にはかなり銀を高く売る。最近は1グラムで6元。卸値100グラム420元なら庶民に売る値段は600元、とかなり割高。しかも意地悪な職人だとこの地金にさらに他の金属を混ぜて打つ。特に中国語で「花銀」とかいう輝きは同じなのだが独特な匂いの金属をまぜると、こういうのは匂いをかぐと一発で分かります。それに細工代金としてものによってさらに高い金額がとられます。田舎にもいい職人はいるので田舎で打つか、やはり一番いいのは知人から紹介してもらい、自分で銀を持ち込むことがいいようです。

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